【外資戦略コンサル内定者が語る】コンサル就活の全体像と勝ち方!
Apr 19
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ザ・モデラズ
「戦略コンサルってどうやって内定をもらうの?」
「3年の夏インターンが重要って聞いたけど、どのタイミングで準備すればいい?」
実は、戦略コンサルの選考は想像以上に早いです。
特に3年夏のインターンが本選考のカギ になり、ここで内定が決まるケースもあります。
コンサル就活の大まかな流れ

- 戦略コンサル(MBBなど)は、夏のインターンがほぼ本選考です。
- 総合コンサル(BIG4など)は、通常の新卒採用スケジュールに沿って進みます。
- 戦略コンサルは「インターン→内定」のルートを逃すと、秋冬の本選考での競争が激しくなります。
選考フェーズごとの特徴と準備すべきこと
1. 3年春~夏:戦略コンサルのインターン選考
対象企業は、マッキンゼー・BCG・ベイン(MBB)、ATカーニーなどがあります。「インターン=ほぼ本選考」なので、ここで内定が決まることが多いです。
- 準備すべきこと
: ES(エントリーシート)の準備(2月ごろから書き始める)
: フェルミ推定・ケース面接の対策(4月までに仕上げる)
: GMAT・SPIの筆記試験対策(特にMBB志望者)
戦略コンサルのインターンに受かると、そのまま内定になるケースが多いです。落ちた場合は、秋冬の本選考に備えてケース面接の実力をつけましょう。
2. 3年秋~冬:戦略コンサルの本選考
夏のインターンで内定をもらえなかった人のラストチャンスです。
- 準備すべきこと
: ケース面接対策を徹底的に仕上げる
: GMAT・フェルミ推定の対策を強化
: 他の外資系企業の選考も並行して受ける
MBBの選考は「夏に落ちた人」向けの再チャレンジの場でもあります。ここを逃すと、戦略コンサルは難しくなるため、準備は早めにしておきましょう。
3. 4年春~夏:総合コンサル・日系コンサルの本選考日系コンサルの本選考がピークとなります。通常の就活と同じ時期なので、一般企業と並行して受ける人が多いです。
- 準備すべきこと
: SPI・玉手箱などの筆記試験対策(総合コンサルはこれが重要)
: ガクチカ・志望動機のブラッシュアップ
: ケース面接の練習(MBBほど難しくないが、論理的思考力は必須)
BIG4や日系ファームは、MBBほどのハードルはないが、競争率は高いです。面接の難易度はMBBほどではないですが、ロジカルに話せるように準備が必要です。
コンサルタントに求められる主要スキル
コンサル業界では、以下のスキルが特に重要視されます。
ロジカルシンキング(論理的思考力)
- 問題を構造的に整理し、解決策を導くスキル
- ケース面接や実際のプロジェクトで必須
コミュニケーション能力
- クライアントとの折衝やプレゼン能力が求められる
- 質問力や説明力も重要な評価ポイント
データ分析力
- Excel、SQL、Pythonなどを活用したデータ分析スキル
- 定量的な根拠をもとに意思決定を支援する能力が必須
プロジェクトマネジメント能力
- 複数のタスクを並行管理し、納期に間に合わせるスキル
- チームで成果を出すための調整力も重要
コンサル業界で評価される資格・学歴
コンサル業界では、特定の学歴や資格が評価されることがありますが、必須ではありません。ただし、以下の資格・学歴があると有利になる傾向があります。
役立つ資格
- MBA(経営学修士):経営知識を体系的に学び、戦略コンサルなどで評価される
- CPA(公認会計士)/ USCPA(米国公認会計士):財務・会計コンサルで有利
- PMP(プロジェクトマネジメント資格):PMO系のコンサルに強みを発揮
- データ分析系資格(G検定、E資格、Google Data Analyticsなど):デジタルコンサルで活躍
実務経験と業界知識の重要性
コンサル業界では、学歴や資格よりも「どのような経験を積んできたか」が重要視されます。
事業会社での経験
- 経営企画、マーケティング、ファイナンスなどの業務経験があると強みになる
スタートアップや新規事業の経験
- 変化の激しい環境での課題解決経験が評価される
特定業界の専門知識
- 金融、ヘルスケア、製造業、テクノロジーなど、特定分野の知識があると業界特化型のコンサルに有利
コンサルタントとしての市場価値を高める方法
コンサルタントを目指すなら、以下のようなスキルアップが効果的です。
ケース面接対策を徹底する
- ロジカルシンキングを鍛え、実践的な問題に取り組む
Excel・財務モデリングを習得する
- 数値に基づいた分析ができることが求められる
英語力を強化する
- グローバル案件を担当できると、より高い市場価値を持つことができる
結論

戦略コンサル志望なら、3年の春からの準備開始がベストです。総合コンサル志望なら、4年春から本格準備でも間に合います。
コンサルタントになるためには、高いスキルと実務経験が求められます。学歴や資格はあくまで一部の要素に過ぎず、実際の業務で活かせる能力を持つことが最も重要です。選考を突破するためにも、スキルアップを怠らず準備を進めましょう。